古民家再生住宅その①2015年3月2日 (月)
こんにちは、木と共に歩み、新築・リフォームなどの住宅サービスをお届けする大阪府能勢町にある塩田製材のブログにようこそお越し下さいました。
さて、今回は能勢町内にあります昔ながらのお住まいをビフォーアフターさせて
頂きましたので、その様子をシリーズにてお届けさせて頂きます。
今回ご相談を頂きましたのは、築60年程のいわゆる古民家と呼ばれる住宅になります。
外観はこんな感じです。
新築当初から長くお住まいになられており、食堂部を改装されただけのお住まいになります。
相談内容は、①全体をリフレッシュしたい、②バリアフリーにしたい、③再生古民家っぽくオシャレにしたい。
等々になります。
ちなみに既存の間取りがこちら ↓ ↓ ↓(画像が小さいのでクリックして拡大して下さい)
和室が5部屋もあってとても広いのですが、奥の仏壇に行こうとしても必ずどこかの部屋を通らないと行けませんね。
また、食堂が一番北側にある為、日当たりも悪いとの事。
一番の問題は、トイレが建物の北東端にある為、冬場や夜中はとても寒いとの事でした。
それぞれの問題点をお聞きし、ご提案させて頂いた間取りが以下のようになりました。(クリックして下さい)
まず、お風呂やトイレの水廻りを建物の一番北側に集中させます。そうする事によりダイニングと応接室をくっつけて大きな部屋にする事が出来ます。
これに伴いキッチンやダイニングも明るく広くなりますし、くつろいで頂くリビングも近くになる為、生活の動線が格段に良くなりますね。
また真ん中にあった和室を全て洋室と廊下にさせて頂く事により、それぞれの部屋を通過しなくても良くなりました。
その他色々と改築案をご提案させて、間取りに関してはすごく気に入って頂きました。
次回からは実際の工事の様子をお伝え致します。
お楽しみに!!!